Namco System 10(ナムコシステムテン)は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)が開発したプレイステーション互換のアーケードゲーム基板。
プレイステーションの互換基板の上位互換基板「SYSTEM12」をベースに、2Dゲームに特化した基板として作られた。数々の機能を削減する一方で各種I/Oインターフェイスを強化した、SYSTEM12の廉価基板といった位置付けとなっている。
初採用は2001年2月稼動開始の『太鼓の達人』である。
内部構成[]
- MAINボードシルク表示
- PCB :(8906970103)
- シルク:8906960103
- JAMMA 56ピンエッジ・コネクタ(電源、サウンド、1PLAYER、2PLAYERコントローラインターフェイス)
- サウンド出力端子
- 電源入力端子
- MEM(M)PCB用拡張コネクタ(100ピン):フラッシュメモリやマスクROMの実装に使用する。
- EXIO PCB用拡張コネクタ(80ピン):I/Oを拡張する際に使用する。
- GTE/MPU:CXD8606BQ
- GPU:CXD8561CQ
- SPU:CXD2938Q